太陽光発電事業者の徒然草

太陽光発電事業者の喜怒哀楽を呟くように語ります。

太陽電池パネルの飛散等による被害防止のための万全な対策


昨年の台風15号や19号等で、太陽電池パネル等が水没したり飛散したりする事案が多数発生しました。


 経産省は、台風期前までに、これら被害の再発を防止するため、設置者各々の責任において、太陽電池パネルの飛散等による被害防止のための万全な対策が必要となることから、関係団体の協力のもと、太陽電池発電設備の設置者に対して周知しております。


チェック項目として、
・太陽電池発電設備が電気設備の技術基準に適合していること。
・太陽電池発電設備の架台・基礎などが必要な強度を有している事を確認し、また構造、
強度に影響する接合部にゆるみや錆、破損がないことを確認すること。
・太陽電池パネルの架台への接合部にゆるみや錆、破損がないことを確認すること。
・電力ケーブルやケーブルラック取付部に、ゆるみや破損がないことを確認すること。
・柵やへい、遠隔監視装置などが、健全な状態に維持されていることを確認すること。
・太陽電池発電設備の点検後、対策の要否を判断し、必要に応じて、基礎のコンクリート
の増し打ち、基礎・架台・太陽電池パネルの接合部補強などの飛散被害を防止する対策
を行うこと。
・水上設置型太陽電池発電設備の支持物(架台、フロート、係留索、アンカー)につい
て、アンカーとの係留部やフロート間等の接合部に損傷等が無いことや、フロート等の
樹脂部材の劣化が無いことを確認すること。


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